無面目

漫画、文芸との出会い

  • 中学生の時に、星新一筒井康隆竹本泉にはまる。
  • 大学生の時に、グイン・サーガ栗本薫)にはまるが、執拗なアルドナリス描写と、展開の遅さに90巻くらいで挫折。
  • 社会人(20代)の時に、就職して新人研修があって、そこで作文をさせられた。

タイトルは「諸行無常の環境問題」で、内容はかいつまんで言うとこんな感じ(詳細を覚えていない)。


あと旅人がいて、ある街を訪れて、土地の者に尋ねた。
「ここはなんの街ですか?」
土地の者が答えて曰く
「知らないのかい?ここは〇〇の都☓☓だよ。」

千年後、また旅人が訪れて土地の者に尋ねた。
「ここはなんの土地ですか?」
土地の者が答えて曰く
「知らないのかい?ここはずっと昔から草原だよ。」

千年後、また旅人が訪れて土地の者に尋ねた。
「ここはなんの土地ですか?」
土地の者が答えて曰く
「知らないのかい?ここはずっと浜辺だよ。」

本編ではこれに絡めて「原子力発電所の後始末をどうすればいいのか?」について語っていたと思う。
記憶が曖昧なのだが、当時はn曽根内閣で原発推進を後押ししていた。

  • 社会人(30代)の時に妻と出会い、漫画を知る・・・

それまでは全然知らなかったわけではないが、漫画なんてただの娯楽だと思っていた。
ところがどっこい、こんなに深いところがあるなんて・・・

  • 40代←いまここ

先日ピノキオPさんのニコ生放送で諸星大二郎の「無面目」がいいよとお勧めしていたので、読んでみたら、なんとこれがまぁ面白い。
太公望伝」と一冊になっているのを買ってこっちも読むと、これまた面白い。
で、「諸行無常の環境問題」を思い出したので。