音楽嗜好の変化

最近になってプログレッシブロックやジャズ(というかフュージョン?)の良さがわかってきた。




yes の Tales From Topographic Oceans は20年くらい前に買って持っていて、そこはかとなく「良いな」と思う程度だった。
(同時に買った 90125(ロンリーハート)は全く心に響くものがなかった。)
たまたま Pink FloydAtom Heart Mother を借りて来て、最初は持っていたギラギラした印象と違っていて「随分フォークっぽいおとなしい音楽だな」と思った。
また yes の Fragile と Yessongs を図書館で借りてきて「やっぱすげーーー」となって、Fragile は SACD を買ってしまいました。
改めて Atom Heart Mother を聴いてこっちも「すげぇぜ」となってしまった。
Dark Side Of The Moon、Wish You Were Here も借りてきて、これはもう買うしか無いと思っているところです。
Shine On You Crazy Diamond, Welcome To The Machine は最高。
もっと若い頃に聴くべきだと思ったが、20歳の頃に耳を悪くして(6年くらい前に手術である程度治った)、その状態で聴いてもやっぱりここまで好きにはなれなかったと思う。




ジャズは敬遠気味だったのだけど Miles Davis の1969年以降のアルバムをこれまた図書館で借りてきて「すげぇええええ」となってしまった。
アルバムは Bitches Brew
音楽会には天才が沢山いるけど(J.S.Bach, L.V.Beethoven, D.D.Shostakovich, A.Schoenberg, P.Tchaikovsky...)この人も、まさに天才。
勢いに乗って In A Silent Way, Miles In The Sky は購入した。
Bitches BrewSACD の購入を考えている。
Doo-Bop, Star People, tutu も良かった。
The New Miles Davis Quintet, Milestones, Miles Davis In Europe, Days Of Jazz(II) (検索しても画像が見つからない)も聴いたが普通の Jazz だった。


でもって言いたいのは、Chick Corea がこれまた素晴らしいということだ。
Now He Sings, Now He Sobs を聴いて一発でずぎゅーんと来た。
A.R.C., Expressions, My Spanish Heart, Light As A Feather, Return To Foever も良かった。
Forever は今となってはありふれていると言った印象。
流れで上原ひとみも聴いたが、こっちもいい。




これも、ここ十年くらいクラシックを聴いていたことが、良い感じで出てきているのだと思う。
「自分が産まれた頃から10年間くらいの間に、こんな音楽をやっていたなんて」、「自分が産まれるよりはるか昔にこのような音楽が作られていた」ということに感動している。